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Discovery-「日本再生」に向けた大学院留学のススメ

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心理学関係の用語とちょっとしたまとめをまた少し・・・。
今回は、側頭葉(Temporal Lobe)という脳の一部についての機能と、障害について。

Temporal lobeは、日本語では側頭葉とよばれる部分で、脳の両側にある。ちょうど耳から目のあたりにかけての位置にある。

Temporal lobeは記憶をつかさどり、記憶を組織だてたり、思い出したりする部位である。そして、自分にとってどの思い出が重要であるか、それとも重要でないかという判断をしている。また、いい音楽を聴いたり、いい絵をみたりすることで、リラックスしたり、快感を得たりするのも、このTemporal lobeがそれを判断しているとみられる。

側頭葉は脳の両側にあるのだが、右と左でつかさどっている作用にも違いがあるようである。
両側の側頭葉は通常同時に働くのだが、その作用に問題があると、コミュニケーションに問題が生じる。

The dominant temporal lobeと呼ばれるたいていは左側の側頭葉は、言語の理解をつかさどり、単語や言葉の意味などを理解する。この左側の側頭葉がうまく働かないと、スピーチや単語、読書などを理解することが難しい。また、攻撃的な考えがあらわれたり、幻覚に対して敏感になったり、感情的に不安定になる。

The non-dominant temporal lobeと呼ばれるたいてい右側の側頭葉は、文章として書かれない言語の理解をつかさどる。コンテクスト、イントネーション、言葉の語意、表情、表現、テンポや音、視覚を通じて、相手がどういうことを伝えたいか(怒っている、嬉しい、悲しいなど)を判断する。右側の側頭葉がうまく働かないと、表情や語意などから気持ちを察するということができない。

両側の側頭葉がうまく働かないと、普通でない知覚をする。デジャブ(deja vu)や、未視体験(jamais vu)、パニック、ぼーっとしたり(spaciness)、混乱(confusion)したりする。また、モラルや信仰に強く支配されたり(moral or religious preocupation)、文章をたくさん書きすぎる(hypergraphia)

Temporal lobeにかかわる症状としては、アルツハイマー病(Alzheimer's disease・・・temporal lobes以外に頭頂葉(parietal lobes)も関わっているとされる。)、や、前頭葉てんかん(Geschwind's syndromeなど)がある。

最近はアルツハイマー病にもある程度は薬が有効である。


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Temporal Lobesの障害としてかんがえられている、Shackled Giants(縛られた巨人)について。

Shacled Giantsは、とても高い知能(extraordinary intellictual skills)を持つ一方、社会的や身体的スキルが正常に機能しない(impaired social and physical skills)状態のことで、外にあらわれる行動から、症状が確認されたのが最初であったが、脳にも特定の症状があらわれていることも後に明らかになった。

Shackled Giantsだと言われている人々には、世界的に有名な人が多い。Fyodor Dofsoevsky, England's Load Macaulay, Kumagusu Minakata, Socratesなど。


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Dissociative Identity Disorder(DID)とTemporal Lobeの関係について。
解離性同一性障害(Dissociative Identity Disorder)は、まだ証明はされていないが、Temporal Lobeに関係のある障害ではないかと最近(2004~)言われている。(by Sheehan, Sewall and Thurber, of Minnesota)
あるケースでは、DIDの37歳の女性のSPECT scanの結果、彼女の中の大人の自己と、10歳の人格それぞれで、Temporal lobeの活動の状況が違ったとのこと。
大人の自己の際には、左側の側頭葉の活動が増加していた・・・ことから、語学の能力が10歳の人格よりも高いということも説明がつく・・・?

いまだ解明はされていないが、もしDIDがTemporal lobeの問題と関係があるのであれば、Trieptalという側頭葉てんかん(Temporal lobe epilepsy)に有効な薬が効く可能性がある・・・とのことだがまだ不明。

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アメリカでは教育心理学を勉強するということで、専門的英単語の勉強のつもりで、たまに心理学方面の文章を読んでいます。

そして、代表的なDisorderについて、気が向いたらまとめてみようと思います。

本日はAttention Deficit Disorder (ADD)について。(参照 Dr. Amen 1998)
現在、日本の小学校でも、授業中に座っていられず、騒いでしまう子どもがいるという話を聞くが、それもADDの一種で、Attention Deficit Hyperactive Disorder (ADHD)と呼ばれる。日本語では、注意欠陥・多動性障害。

脳の一部が正常に働いていないために起こる症状である。

The prefrontal cortex (PFC)と呼ばれる、前頭前野(あるいは前頭連合野、前頭前皮質)は、感情や、共感をつかさどる機能をもっており、forward thinking, critical thinking, forcusing concentration などに影響を与える。

ADDの患者さんは、かわりばえのしない単純作業などに集中しようとすると、PFCにおける血液量が減少し、PFCが働かなくなってしまう。そのことによって、すぐに集中力がきれ、違うことに気をとられたり、同じ作業を終えるのに他の人の3倍近くの時間がかかってしまう。

またADDは、子どもだけに起こるものではなく、大人でもなる症状である。そして、遺伝する傾向がある。そのため、もし親がADDの症状を現した場合、子どももADDである可能性が高い。また逆に、子どもがADDの場合、それまで病院で診断されたことはなかったとしても、親も診断してみるとADDだったということが判明することもある。

そして、頭を傷つけたり転んだり事故にあったりすると、それを境にADDになる可能性がある。


ADDの患者さんの治療法

・自分の生活の中でFocusしたいものを紙に書き出し、いつも持ち歩いたり、目に留まるところに貼る。
・自分が嫌いなことより、好きなことに没頭する。
・人生の意味、目的、そして刺激や楽しみを持つ。
・整理整頓
・必要な時は他の人の助けをもらう
・Brain-wave biofeedback treatmentをする。(ADDの患者さんによくみられる脳波の特徴がある)
・病院で薬をもらう(Ritalinなど、Dopamineの発生を刺激するもの。または Antidepressants(抗うつ剤)など)
・食生活(high-protain low-carbohydrate・・・赤身の肉、魚、豆 などを食べ、炭水化物を取り過ぎないこと)
・Mozartを聞く

ADDの人のための治療法だが、私にも役に立ちそう。特に、食生活とMozartについては、自分でも試してみることができそうだ・。

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プロフィール

Yukiko

Author:Yukiko
2008年秋よりミネソタ大学大学院教育心理学専攻修士課程に留学、修了しました。2010年秋からはボストンカレッジで高等教育専攻の博士課程へ進学、研究継続中です。
英語では、留学5年目に入りましたが、まだまだ間違いを恐れたり、会話の速さについていけず、また、日本人的価値観により、アピール不足に苦しんでいますが、そんな課題を乗り越えるべく、どうにかサバイバルしていきます。

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